魔法少女にあこがれて

魔法少女を愛する女の子が敵の女幹部になってしまい、魔法少女を辱めるちょっとえっちな百合漫画です。試し読みは↓からどうぞ。Kindle Unlimited加入者は3巻まで利用できるのでぜひご活用ください!!!!!

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主人公の柊うてなちゃんは魔法少女が大好きな女の子ですが、魔法少女の敵である悪の組織の幹部に変身させられてしまいます。そんなうてなちゃんが魔法少女の敵としてあらゆる手段をもって辱めていく物語です。敵でありながら誰よりも魔法少女にあこがれて、愛しているうてなちゃんだからこそ、魔法少女に対する造詣が深く、その愛は加虐心として輝いています。本当に輝いているよ、うてなちゃん……。

魔法少女の矜持」について語る場面がこの作品の中には何度もあるのですが、そこで表現されている魔法少女観といいますか、魔法少女がどのような存在であるかについての解釈、これが自分の中にあるものと完全一致してるのが本当に素晴らしいんですよね……。私は特に、2巻終盤にうてなちゃんことマジアベーゼが魔法少女の闇堕ちに対して解釈違いでブチ切れるシーンが大好きです。堕としたお前が言うなすぎるんですが、いや、その説教の内容はめちゃくちゃわかるんだよな……。読んでほしい。そして一度折られかけた魔法少女は、その後、もっと強くしなやかに、美しくなっていきます。この魔法少女の女の子たちが辱めを受ける姿は薄暗い欲望を満たしてくれるのですが、どれほどの仕打ちを受けても折れることなく立ち上がる姿は、同時に、魔法少女の理想でもあります。かわいらしい魔法少女が敵幹部のいいように弄ばれ辱められる愉悦と、それでも立ち上がる魔法少女の強さと美しさ、両方を存分に楽しめる最高の漫画です!!

どの子が一番かわいいかバトルしたいのでぜひみんな読んでください!!ぼくはキウィちゃん!!かわいいって言われるためにがんばる女の子が一番かわいいからです!!軍服モチーフ悪衣装もかわいいねえ!!

ひおちゃんは敬虔なる大きなお友達を自称しておりますので、魔法少女という概念をアイドルと同じくらいには神聖視していまして、その神聖な魔法少女に対して一切の解釈違いを起こすことなく加虐していくマジアベーゼ様にはとにかく感服してしまいました……。あの絶妙なさじ加減は魔法少女にあこがれる者でなければできないことであり、魔法少女にあこがれて、いずれ自身が魔法少女に打ち倒されることをも願っている、そんな魔法少女への愛を抱いた柊うてなだからこそできる辱めなんですよね。容易にできることではないです、わたくし本当に感動しています……。心のどこかで望んでいたけれどできなかったことをマジアベーゼ様はやってくれたんです。

これを読んでからなにか自分の中で葛藤していたものが赦されてしまったような気がしていて、ダークネスが暴れだしそうです。自分が自カプにビンタさせたりするろくでもない人間であることを思い出してきました。忘れていた。私の箍も外れそうです。

いや、めちゃめちゃ元気が出る漫画です。ここ最近で一番変な方向にエネルギーが湧いてきました。また最高の漫画に出会ってしまった……!