BLUE REFLECTION TIE/帝

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活用されないPS4FF7専用機になっていてもったいないのでゲームをするぞ。

百合と青春を摂取したくて。とりあえず一周しました。
いやまじで最高、最高の百合……少女と少女のいろいろな形の関係性がある中でぶっこまれる恋愛感情には爆上がりしてしまいますね。
わたしは恋愛至上主義に辟易していますけど別に恋愛が嫌いなわけではなくて多種多様な人間関係のあり方のひとつであってほしいだけなんですよね。全部を恋愛の形にはめようとするのがバカだなってだけでさ……。ブログだから言葉選ばなくてもゆるせ。

平凡な愛央が特別な才能を持つ日菜子に抱いた憧れの感情は、対等な友人でありたかった日菜子にとっては不要なものだったエピソードがめちゃめちゃ良かったですね……。憧れは理解から最も遠い。特別扱いされるばかりだった日菜子にとって特別扱いされないことが一番特別だった。
愛央と日菜子の関係めちゃ好みでしたね……。正直最初に感じた組み合わせを一生信じるタイプなので最初はこころエンドを選んだけど、愛央と日菜子のあのイベントすごい良かった。

あとは詩と陽桜莉なんだけど、この二人が正直いちばん”””癖”””でしたね。
許されるべきでないと思っている詩、どんなに傷つけられても許してしまった陽桜莉。記憶を取り戻して前の人格の話し方がちょっぴり戻ってきたときの詩が陽桜莉と交わした会話が好きなんだよなあ……。
丁寧語でない詩、酷いことをした過去を許す陽桜莉、そんな陽桜莉を理解できない詩。許されるべきではない、理解できないと拒否するような詩をそれでも陽桜莉は追いかけて笑いかける、いや、もう、嫌いとか理解できないとか許されたくないのに許されてしまうのとか、そういうのはもう……百合なんだよな……!
共感性に欠ける詩と、言葉の裏を読み取れない陽桜莉。どちらも対人コミュニケーションに難を抱える者同士でありながらその二人にしっかりとした未来を感じさせる関係性があるっていうのは本当に良いですね。

いやあの、詩の本命が愛央っぽい流れはゲーム本編やデートのストーリー演出でかなり感じたんですけど、それにしたって陽桜莉×詩はめちゃめちゃ良いじゃん……。赤ちゃん人格の詩の人間性を育てた愛央が詩にとって超重要であることは大前提だけど、記憶を取り戻してかつて人をさんざん傷つけた過去を背負った上で、自分が傷つけた相手とこれからどう向き合っていくのか、という話は、けっこう駒川詩というキャラクターの本質だとわたしは感じたんだよな。
ブルリフ澪アニメ見始める程度には良かったよ。壊れている駒川詩、かわいいけど悲しくなる。

伶那×勇希はほら、もう全員好きでしょ……あと言うことあるか?
人に対して基本的にツンツンの伶那の方がクソクソクソデカ感情持ってたの最高すぎてよかったですよね。